[脂肪冷却・脂肪溶解注射・脂肪吸引]各部分痩せメニューのメリットデメリット

[脂肪冷却・脂肪溶解注射・脂肪吸引]各部分痩せメニューのメリットデメリット

太ももやふくらはぎ、二の腕、おなかなど、自分の努力ではなかなか実現できない部分痩せ。

そこで注目したいのが医療痩身。美容医療の分野ではさまざまな部分痩せメニューが提供されており、それぞれ異なるメカニズムで痩せたい部分の脂肪に働きかけてくれます。今回は医療痩身メニューのメリット、デメリットをわかりやすくご紹介していきます。

幅広い選択肢と安心感が特徴の医療ダイエット

医療痩身とは、食事制限やエクササイズでは難しい部分痩せを叶えるために、医学的根拠に基づいて行う痩身治療です。医療機関でダイエットをする最大のメリットは、選択肢の多さと安心感です。

のちほどご紹介しますが、医療痩身には注射やマシンを使用した治療、メスを使った治療などさまざまな方法があるので、自分の悩みや体質にあった方法を選択できます。また、事前のメディカルチェックや医師が医療行為として痩身を行うので、安心して施術を受けることができます。

メリットとデメリットを把握してメニュー選択を

医療機関で受けられる部分痩せメニューのうち、代表的なものには次のようなものがあります。ここでご紹介しているメニューはいずれもお肌の内部にある脂肪細胞層を破壊して減少させ、半永久的な痩身(そうしん)効果を得ることを狙った施術です。

部分痩せメニュー 概要 メリット デメリット 料金相場
脂肪吸引 カニューレ(吸引管)で脂肪を直接吸い出し、脂肪と脂肪細胞の数を減らしていく外科手術。近年では超音波やレーザー、ジェット水流などで脂肪細胞を浮かせ、極細のカニューレで吸引する方法が一般的です。 ・脂肪細胞の数が減るのでリバウンドしにくい ・即効性がある ・医師の技術によっては細かなボディデザインが可能 ・費用が高額 ・感染症や脂肪塞栓(しぼうそくせん)症、出血多量、組織損傷などの重篤な医療事故につながるリスクがある ・傷が残る可能性がある ・医師の技術によって仕上がりに差が出る ・脂肪がなくなったあとの皮膚はそのままなので、たるみが気になることがある ・個人差があるものの3カ月程度のダウンタイムが必要 顔などの小さな部位なら1カ所あたり100,000~200,000円程度 太ももやお腹などの大きな部位なら1カ所あたり400,000~700,000円程度 ※手術方式や希望部位によって大きく異なる。
脂肪冷却 水よりも脂肪の凍る温度が高いことを利用した施術。専用の医療マシンを使って部分痩せしたい部分の脂肪だけを冷やして凍らせ、脂肪細胞が自然死(アポトーシス)する状態を作り出します。凍った細胞は老廃物として排出されます。 ・施術時の痛みがほとんどない ・外科手術が必要ないので傷跡も残らない ・腫れや痛みなどが引くまでのダウンタイムもほぼない ・脂肪細胞が減るのでリバウンドしにくい ・短時間で施術できる ・まれ(約0.7%)に奇異性脂肪過形成(見た目にわかる脂肪の塊)が発生し、取り除くには外科処置が必要 ・複数回の施術が推奨されている ・脂肪細胞の排出が完了するまで約90日かかる 1カ所50,000~100,000円程度 ※3~5回の施術を推奨するクリニックが一般的
高周波痩身 特定の周波数の高周波を照射することで熱エネルギーを発生させ、皮膚の内部にある脂肪細胞層だけを一定温度以上に温めて自然死に導き、排出させる施術です。照射時に新しい細胞を生み出している真皮層にも熱が届きます。 ・施術時の痛みがほとんどない ・傷跡も残らない ・真皮層に働きかけるため引き締め効果も期待できる ・腫れや痛みなどが引くまでのダウンタイムもほぼない ・脂肪細胞が減るのでリバウンドしにくい ・短時間で施術できる ・施術時の痛みがほとんどない ・傷跡も残らない ・腫れや痛みなどが引くまでのダウンタイムもほぼない ・脂肪細胞が減るのでリバウンドしにくい ・短時間で施術できる ・キーンという音が気になることがある ・効果に個人差がある ・脂肪細胞の排出にしばらく時間がかかる ・マッサージや水分補給で脂肪の排出を促す処置が必要 ・皮膚のたるみ ・施術直後は脂肪の吸収率がアップする 1カ所10,000~20,000円程度 ※必要な施術回数のセット販売のみ提供しているところもある。 ※3~5回の施術を推奨するクリニックが一般的。
脂肪溶解 注射 脂肪溶解効果のある薬液を部分痩せしたい部分に注射し、脂肪細胞を溶かして減らす施術です。溶けた脂肪細胞は老廃物として排出されます。 ・注射針を打つだけなので、顔も含めて施術できる部位が多い ・傷跡が残りにくい ・脂肪細胞が減るのでリバウンドしにくい ・ごく短時間で施術できる ・もとは医療用の薬剤を使用する ・施術する範囲に合わせて注射針を何度も刺すので痛みがある ・施術後に内出血や赤み、腫れ、痛みが出ることがある ・複数回の施術が推奨されている ・脂肪細胞の排出に2~3週間程度かかる 1本10,000~15,000円程度 ※施術範囲によって、1回に必要な注射の本数が変動。 ※3~5回の施術を推奨するクリニックが一般的。

食事制限と運動によるダイエットで脂肪の減少を狙う場合、脂肪細胞の数が変わるわけではありません。細胞が大きくなったり小さくなったりするだけなので、ダイエットをやめて脂肪細胞が肥大化してしまうとリバウンドをしてしまいます。

しかし、脂肪細胞の数自体を減らせば、極端に食事量が増えたり消費カロリーが減ったりしない限りリバウンドのリスクは低くなります。しかも自分の気になる部分に施術を受けることで、バストのボリュームを保ちながら部分痩せが実現できます。

料金の相場はいずれもカウンセリングなどの費用を除いた施術の実費です。マッサージや併用するサプリメント代などのオプション料金が別途必要になるところもあるので、事前に施術に必要な費用が提示された施術費用以外にないか確認しましょう。他の部位とのセット割引や回数割引を用意しているクリニックも多数あります。

ご紹介した施術にはそれぞれ異なる特徴があるので、メリットだけでなくデメリットも把握し、医師と相談しながら自分に合った施術を選択しましょう。

カウンセリングで自分に合った施術を見つけよう

美容医療の分野では年々新しい痩身メニューが開発されており、ダイエットの方法として身近な存在となるでしょう。 医療機関で取り扱っている部分痩せメニューは病気やケガなどの治療ではないとはいえ、医師が行う「医療行為」です。リスクや副作用などをしっかり把握し、体質や予算などをカウンセリングでしっかりと伝え、納得したうえで自分に合った施術を受けましょう。

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