[くすみには種類がある!?]4種類のくすみができる原因と正しいケア方法

[くすみには種類がある!?]4種類のくすみができる原因と正しいケア方法

顔色やメイクのノリが悪く見えてしまう肌のくすみ。実はくすみは大きく分けて4種類あり、それぞれで原因も対策も違います。自分のくすみの特徴を知って適切なケアを行いましょう。

くすみとは透明感が失われて肌が暗く見える状態

くすみとは、肌の透明感や潤い、明るさが失われて顔全体が暗く見える肌状態のことです。明確な症状がないため自覚するまでに時間がかかるのでついつい放置してしまいますが、くすみは老け見えなどの大きな原因。しっかり理解して早めに対策を行うことが大切です。

4種類のくすみとその原因

くすみは主に4種類に分けられ、原因や改善法はそれぞれ違います。ご自身のくすみのタイプを見分けて適切な対策をしましょう。

血行不良が原因で起こる「青ぐすみ」

血液の流れが滞っていると、青暗いくすみが現れます。原因は疲れやストレス、運動不足、睡眠不足や冷えだといわれています。血液の流れが悪いと肌の組織や細胞に十分な栄養が届かなくなり、リンパの流れも滞って老廃物が上手く排出されない状態になります。血行不良が起こると、青ぐすみだけでなく顔のむくみや青クマも起こりやすい傾向にあります。

メラニンが原因で起こる「茶ぐすみ」

「茶ぐすみ」とはメラニンが蓄積されることで現れるくすみで、茶色または茶黒く見えるのが特徴です。メラニンは、紫外線を浴びることや肌を擦る時の刺激などで生成されます。肌が健康な状態であればメラニンは古い角質と共に剥がれ落ちるものですが、メラニンが過剰に作られたり肌の生まれ変わりサイクルが乱れたりすると色素沈着し、肌をくすませてしまいます。

乾燥が原因で起こる「黒ぐすみ」

乾燥が原因で起こる「黒ぐすみ」は、肌が灰色っぽく見えるのが特徴です。十分に潤いがある肌表面は光を均等に反射するので、透明感とツヤがありますが、乾燥してキメが乱れると表面に凹凸ができ、それが影になることで暗くくすんで見えるのです。他にも、肌が乾燥していると新陳代謝が悪くなり、古い角質が剥がれず蓄積することも黒ぐすみの原因になります。

乾燥肌の人はもちろん、「冬場だけくすむ」「夕方だけくすみが目立つ」という人も、黒ぐすみの可能性が高いです。

糖化による「黃ぐすみ」

肌が透明感を失って黄色くなった状態を「黃ぐすみ」といいます。食事などで摂りすぎた糖分が原因で起こるくすみです。甘いものや炭水化物などの糖質が多い食べ物をよく食べる人に現れます。

過剰摂取により代謝しきれなかった糖分は、体内でタンパク質と結びついて肌を劣化させる「糖化(メイラード反応)」を起こします。糖化によってできるAGEs(糖化最終生成物)には肌を黄ばませる性質があり、一度できると体内に蓄積されてなかなか排出されません。角質ケアや美白ケアをしても取れないくすみは黃ぐすみの可能性があります。

また、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンもタンパク質なので、それらに代謝されなかった糖が結びつくと、肌のごわつきやたるみを引き起こすことがあります。日頃から糖分の摂りすぎには注意しましょう。

自宅でできるくすみケア

「青ぐすみ」にはマッサージ&体を温める

血行不良で角質が厚くなった肌は基礎化粧品が浸透しにくく、成分が行き届かないので効果が十分に発揮されません。 青ぐすみができたら、まずは血行不良を解消することが大切です。

スキンケアでは、血行を促進するビタミンE誘導体などの成分が配合された基礎化粧品を使用したり、マッサージで顔のコリをほぐし、リンパを流れやすくしたりといったセルフケアがおすすめ。マッサージの時は過度な刺激を与えないように乳液やクリームを塗って滑りを良くしてから行いましょう。

また、体を温める習慣をつけることも血流改善の効果を期待できます。生姜湯などの体を温める飲み物を積極的にとり、適度に運動して湯船に浸かるなどの習慣をつけるとよいでしょう。

「茶ぐすみ」には紫外線対策と美白ケアがマスト

紫外線は季節や天候に関係なく降り注いでいるので、紫外線対策は年中行いましょう。日焼け止めを塗るだけでなく、帽子や日傘、サングラスなども併用するのが効果的です。

メラニンが蓄積することによって発生する茶ぐすみには、肌のターンオーバーを促進してメラニンを排出させるスキンケアが有効です。美白成分であるビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチン、プラセンタエキス等が配合された基礎化粧品を選択しましょう。 また、「ターンオーバーの周期=年齢×1.5~2日」といわれているので、自分のターンオーバーに合わせてピーリングなどの角質ケアを行うのも良いでしょう。

「黒ぐすみ」には保湿と正しい洗顔を

黒ぐすみは肌に潤いが足りていないことが原因なので、しっかり保湿することが大切です。お風呂上がりや洗顔後は皮膚の水分が蒸発しやすいので、すぐに化粧水を塗るようにしましょう。コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなど、保湿力の高い成分が配合された基礎化粧品を使用するのがおすすめです。

黒ぐすみは肌に潤いが足りていないことが原因なので、しっかり保湿することが大切です。お風呂上がりや洗顔後は皮膚の水分が蒸発しやすいので、すぐに化粧水を塗るようにしましょう。コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなど、保湿力の高い成分が配合された基礎化粧品を使用するのがおすすめです。

また、余分な油分を取り除きたくないという思いで洗顔をおろそかにするのはNG。肌に汚れが残っていると、肌あれを引き起こすだけでなく基礎化粧品が浸透しにくくなってしまいます。洗顔料をしっかり泡立て、たっぷりの泡を肌で転がすようにして汚れを吸着させます。洗顔後は洗い残しがないようにしっかり洗い流すのがポイントです。

「黃ぐすみ」には食生活の改善を

肌の糖化による黃ぐすみのケアには食生活の改善がカギになります。糖化の原因となるAGEsをつくらないためには、甘い物や炭水化物などの糖質が多い食べ物、揚げ物などの脂質の多い食べ物を避けた方が良いでしょう。また、「野菜や肉を先に食べる」「腹八分目で抑える」といった食べ方の工夫も大切です。

すでに糖化を起こした肌にはビタミンCが有効です。ビタミンCには糖の燃焼促進や糖の代わりにタンパク質と結合して糖化を抑える作用があります。他にも、活性酸素を除去して老化を抑制する作用もあるので一石二鳥です。ビタミンCの作用を強化するビタミンPや、酸化したビタミンCを還元するビタミンB等を摂るのも効果的です。

また、糖化の原因となる活性酸素を減らすために、抗酸化作用のある食材を摂ることも重要です。おすすめの食材はビタミンCやビタミンA、βカロチンを含むカボチャ、アスタキサンチンも含むシャケなどです。低糖質・低脂質な和食だとなお良いでしょう。

なかなか改善されないなら美容皮膚科へ

生活習慣やスキンケアを変えてみても改善されない場合、くすみは美容皮膚科でも治療することができます。即効性を求める人は美容皮膚科での施術を検討してみてはいかがでしょうか。以下ではくすみに効果がある施術を紹介します。

ケミカルピーリングで古い角質をリセット

ケミカルピーリングとは、グリコール酸などの肌に優しい酸を塗って角質同士の接着を緩め、古い角質を剥がれやすくすることで表皮の再生を促し、きめ細かでハリのある肌に導く治療です。角質層の構造や機能を正常に戻すことで、角質肥厚によるくすみやシミを改善する効果があります。

カウンセリング あり
施術時間 約20分から30分
料金 顔全体10000円程度
入院 なし
麻酔 不要
痛み サリチル酸ピーリングの場合、ピリピリとした痛みを感ジル場合があるが、我慢できる程度
ダウンタイム なし。照射直後からメイク、入浴、洗顔が可能。
施術頻度 2週間おきに施術を行うと良い
注意事項・アフターケア ・施術前日の顔剃り、パック、スクラブ洗顔は避ける ・顔に湿疹や口唇ヘルペス、伝染性膿痂疹(とびひ)がある場合にも治癒するまでは施術ができない ・当日のサウナ、長時間の入浴は避ける必要がある ・照射後は紫外線の影響をうけやすいので日焼け対策をする

フォトフェイシャルで肌を再生

フォトフェイシャルとは、肌トラブルに有効なレーザー光を当てることで繊維芽細胞の働きを活性化し、美しい肌に導く治療法です。沈着してしまったメラニンに光でダメージを与えると同時にコラーゲンの合成を活性化させることで、くすみやシミ、小じわ等のトラブルに効果を発揮します。

カウンセリング あり
施術時間 約10分から20分
料金 顔全体10000円~50000円程度
入院 なし
麻酔 不要
痛み なし。施術直後からメイク、入浴、洗顔が可能。
ダウンタイム なし。照射直後からメイク、入浴、洗顔が可能。
施術頻度 3週間ごと
注意事項・アフターケア ・赤みがでたり、メラニンに反応してシミが濃くなることがある ・施術後の肌は敏感なので外的刺激を避け、紫外線ケアを行うこと ・施術後の肌は乾燥しやすい状態なので保湿ケアをしっかり行うこと

一口にくすみと言っても種類や原因はさまざま。知らないうちにくすみの原因となるようなことをしてしまっていたという人もいらっしゃるのはないでしょうか?スキンケアや生活習慣を見直すだけでなく、美容皮膚科を頼ってみてもよいかもしれませんね!

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