[切らずに部分痩せ]太もも痩せにも効果的な脂肪溶解注射の種類や効果は?

[切らずに部分痩せ]太もも痩せにも効果的な脂肪溶解注射の種類や効果は?

運動や食事制限をしても効果が出るまでに時間のかかる下半身痩せ。そんな手強いパーツの痩身法として、脂肪溶解注射(メソセラピー)という治療があります。ダウンタイムや痛みがなく手軽に行えるこの治療ですが、注射の種類や効果はさまざま。そこで今回は脂肪溶解注射の基本的な知識についてご紹介します。

心臓から遠い下半身は痩せるのが難しい

なぜ下半身痩せが難しいのかというと、「下半身は心臓から遠い部分だから」です。下半身は血液や水分の流れが滞りやすいため冷えやすく、上半身と比べて脂肪が燃焼されにくいのです。

脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があり、内臓脂肪は男性に、皮下脂肪は女性につきやすいと言われています。いずれも体脂肪ですが、内臓脂肪は「つきやすく落ちやすい」、皮下脂肪は「時間をかけてつき、落ちにくい」という特徴があります。

そして、皮下脂肪が水分や老廃物を溜め込んで肥大し、コラーゲン線維と固まってしまうと「セルライト」というボコボコした塊となって皮膚の表面に出てくるようになります。

セルライトは落とすのが大変難しく、運動や食生活だけでは解消できないといわれています。運動や食生活によるダイエットをしても、脂肪の分解されやすいバストから先に痩せ、太もものセルライトが落ちるのは最後なので、「太ももだけ痩せたい!」と思っても自力ではなかなか難しいのが現実。このように、努力では改善が難しい部分痩せを叶えるためには、脂肪溶解注射(メソセラピー)という痩身治療を試してみるといいかもしれません。

脂肪溶解注射は脂肪細胞の数を減らす痩身法

脂肪溶解注射とは、痩せたい部位に注射器などで薬液を注入し、脂肪を溶かして体外に排出させる人気の痩身法です。脂肪細胞そのものの数を減らすことができるのでリバウンドしにくく、頑固なセルライトにも有効な治療です。メスを使わないため、痛みや腫れ、内出血などのダウンタイムがとても少ない点もメリットです。

脂肪細胞を溶かして排出

セルライトの発生している体は脂肪細胞が大きくなって体の表面を圧迫し、皮膚がたるんでいる状態です。そこへ脂肪溶解注射を注入すると、薬剤の働きによって肥大した脂肪細胞が溶けて小さくなり、溶け出した脂肪は血中を経て尿や便として排出されます。

自己流のダイエットと明らかに違うのが、脂肪細胞が体外に排出される点です。脂肪を蓄える脂肪細胞が減るため、理論上リバウンドしづらい体になります。

脂肪溶解注射の一般的な種類は3つ

脂肪溶解注射は自由診療のメニューで、薬剤にはさまざまなものがあります。ここでは代表的な「PPC」「BNLS」「BNLSneo」の3種類を紹介します。

1.コレステロールを溶かし出す「PPC(ファスファチジルコリン)」

BNLSは美容大国・韓国で開発されて人気となった顔専用の脂肪溶解注射です。薬剤は植物由来の成分で作られており、脂肪分解だけでなく肌の生まれ変わりや血管の弾力性アップ、血液の循環を良くする効果もあります。

BNLSは顔用として開発されていることもあり、従来の脂肪溶解注射より赤みやむくみ、痛みなどの肌トラブルが起こりにくいのが特長です。

また、効果が現れるのが早いのもBNLSのメリット。従来の脂肪溶解注射では、効果が現れるまで3〜4週間かかっていましたが、BNLSは3日~1週間で効果を実感できるとされています。

2.BNLS

BNLSneoとは、上記で紹介した従来のBNLSに医薬成分「デオキシコール酸」 を配合した脂肪溶解注射です。脂肪細胞膜を直接破壊することで中性脂肪を取り除き、脂肪細胞を破壊します。

従来のBNLSと同様即効性があり、施術後3日目以降から効果を発揮します。「従来のBNLSが効きにくかったが、BNLSneoは1回で効果が現れた」という人もいます。

※今後BNLSは全てBNLSneoに切り替わるようです。

3.BNLSneo

注射針を刺した箇所が一時的に赤くなったり、皮膚が突っ張ったりすることもありますが、多くの場合は当日中に落ち着きます。また、内出血や筋肉痛のような痛みが現れることもありますが、数日から10日ほどで治まります。

安全性は高いとされていますが、顔に注射をする場合は腫れやすいので施術後の予定を入れないようにしておくと良いでしょう。治療の翌日からは針を刺した箇所にもメイクすることが可能ですので、赤みや内出血が現れた場合でもファンデーションやコンシーラーでカバーできます。

また、脂肪溶解注射に使用される薬剤の主成分「フォスファチジルコリン」は、大豆に含まれるレシチンという成分から作られています。そのため、大豆アレルギーを持っている人は治療を受けることができません。

脂肪溶解注射は様々な箇所の部分痩せにおすすめ

脂肪溶解注射(メソセラピー)は「ダイエットをしてもここだけ痩せない」「このパーツだけ痩せたい」という部分的に脂肪を落としたい人におすすめです。太もも、ふくらはぎ、足首といった下半身だけでなく、お腹や二の腕、背中などの脂肪が付きやすく落ちにくい箇所にも施術可能です。「丸顔や下膨れが気になる」「顎をすっきりさせたい」「団子鼻が気になる」といった顔にコンプレックスを持っている人にも向いています。

また、脂肪溶解注射は脂肪吸引と比べてダウンタイムが短いため、「手術には抵抗があるが痩せたい」「大事な行事を控えているのでそれまでに痩せたい」という人にもおすすめです。

脂肪溶解注射にかかる費用は3万円前後

脂肪溶解注射は健康保険適用外の自由診療です。クリニックによって薬剤のブレンドが違うため値段もバラバラですが、脂肪溶解注射に含まれる脂肪溶解成分「フォスファチジルコリン」の濃度が高いほど高額になります。

東京のクリニックでは1本あたり平均3万円前後であることが多いです。しかし基本的に複数回治療を受けることが前提となるため、「打ち放題」としてセット価格で提供しているクリニックもあります。

3週間で効果を実感!施術は5~6回受けると効果的

最初の効果が現れるまでは約3週間

脂肪溶解注射は脂肪吸引のように即日に痩せたという実感は無く、白血球や血管に脂肪が吸収され、肝臓に運ばれて体外に排出されるため、約3週間かけてゆっくり施術した部位が細くなっていきます。副作用のむくみが長引いた場合、効果を実感するまで1~2ヵ月ほどかかる場合もあります。

施術回数は平均5~6回

1回の施術で効果が現れるまでの期間は3週間とされていますが、体質や施術部位によって効果の感じ方には違いがあり、1回では効果が現れない場合もあります。理想の体型になるまで、平均して5~6回の治療を受ける人が多いようです。複数回の脂肪溶解注射を受ける際は、副作用を考慮して2週間程度間隔を空けなければなりません。

早く痩せたいという人には物足りなく感じるかもしれませんが、少しずつ痩せていくので自分でダイエットしたかのように自然な痩せ方に見えるのも脂肪溶解注射の魅力です。

脂肪溶解注射は部分痩せしたい人、自然な痩せ方をしたい人にはぴったりの痩身法です。手軽に受けられるので、頑固な脂肪に悩んでいるのであれば検討してみてはいかがでしょうか。

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