[あなたはどのタイプ?]毛穴の種類別の原因と正しいケアを知って賢く改善

[あなたはどのタイプ?]毛穴の種類別の原因と正しいケアを知って賢く改善

肌トラブルの一つとして多く挙げられる毛穴。しかし毛穴と一口に言っても、黒ずみ毛穴・開き毛穴・たるみ毛穴など、種類によって原因やケアの方法が違います。今回は、毛穴の種類と原因、それぞれに合ったケア方法をご紹介します。

3種類の毛穴とそれぞれの原因

毛穴は、主に黒ずみ毛穴・開き毛穴・たるみ毛穴の3パターンに分類されます。まずはそれぞれの特徴と原因を見ていきましょう。

角栓が酸化してできる「黒ずみ毛穴」

黒ずみ毛穴の特徴

小鼻部分に多く見られ、その見た目から「いちご鼻」と呼ばれることもあります。触れるとザラザラしており、黒くポツポツと目立ちます。

黒ずみ毛穴の原因

毛穴に詰まった角栓(皮脂と古い角質が混ざり合ったもの)が酸化することで黒ずんでみえるのが黒ずみ毛穴です。角栓が出来てしまうと、皮脂の排出が上手く行われずに毛穴の内部に溜まっていき、ニキビの原因になることもあります。

皮脂の過剰分泌が原因の「開き毛穴」

開き毛穴の特徴

角栓は溜まっていないのに毛穴が大きく開いている状態です。オイリー肌や赤ら顔の方に多く見られます。過剰な皮脂分泌が原因なので、皮脂が多ければ顔のどの部位でも起こりえます。

開き毛穴の原因

開き毛穴の原因は過剰な皮脂分泌です。皮脂はもともと肌の潤いを保つために必要不可欠な天然保湿成分。しかし何らかの原因で皮脂量が通常よりも多くなると、皮脂の出口(毛穴)が大きくなり、毛穴が開いてしまいます。

過剰な皮脂を招く原因として考えられるもの
■ホルモンバランス

顔だけでなく全身の皮脂量は、男性ホルモンの量に比例します。生まれつき男性ホルモンが多い体質の方や、日々のストレスなどでホルモンバランスが乱れることで、男性ホルモンの量が増えると皮脂量が増え、開き毛穴の原因となります。

■乾燥

保湿不足だと、肌が潤いを補おうとして必要以上の皮脂を分泌することがあります。スキンケア不足や洗顔のしすぎ、角栓パックやあぶらとり紙の使いすぎ、不規則な食生活などが原因としてあげられます。

加齢による「たるみ毛穴」

たるみ毛穴の特徴

加齢によって出現することの多い毛穴の開きです。頬に多く見られ、毛穴がしずく型に伸びて(開いて)いるのが特徴です。肌を引っ張った時に引き伸ばされて毛穴が目立ちにくくなったら、このタイプだと考えてよいでしょう。

たるみ毛穴の原因

たるみ毛穴の原因は加齢によるハリや弾力の減少です。肌に存在するハリや弾力を支えるためのコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などは、年齢とともに数が減少し機能も衰えてゆくことが知られています。ハリや弾力を失った肌は重力に逆らうことができなくなり、支えきれなくなった毛穴がしずく型に伸びて(開いて)しまうのです。

【種類別】毛穴の改善策(ホームケア)

あなたの毛穴はどれに当てはまりましたか?毛穴の種類を理解したところで、自宅でできるそれぞれの対策方法をご紹介します。まずはできることから取り入れてみましょう。

黒ずみ毛穴には「落とすケア」が有効

毛穴に詰まった黒ずみは、丁寧な「落とすケア」で対策するのが鉄則です。決して爪などで無理に押し出したりしないようにしましょう。 丁寧なクレンジングと洗顔を最も重視し、場合によってはスペシャルケアを取り入れるのもおすすめです。

スペシャルケアの例をあげると、たんぱく質(角栓の成分)を分解する効果が期待できる酵素洗顔や、通常の洗顔では落としきれないざらつきをオフできるスクラブやふき取り化粧水、クレイマスクなどがあります。ただし、このようなアイテムの中には週に1~2回の使用を目安にしているものもありますので、説明をよく読んでから使うことが大切です。

そして汚れを落とした後は、きちんと保湿をしましょう。毛穴を引き締める成分の入った収れん化粧水で仕上げるのもおすすめです。

開き毛穴は「保湿ケア」をしっかり

開き毛穴の原因である、乾燥による皮脂の過剰分泌を改善するためには、保湿をしっかり行い、肌のターンオーバーを正常に整えることが大切です。保湿ケアを見直して肌にしっかり潤いを与え、毛穴から分泌される皮脂量を正常に戻していきましょう。

保湿と合わせて、丁寧な洗顔で不要な皮脂をしっかり落とすことも忘れないでください。必要に応じてあぶらとり紙などを活用するのも良いですが、使いすぎると逆効果ですので注意が必要です。

また食生活が乱れているという自覚がある方は、意識して栄養バランスの取れた食事を摂りましょう。特にビタミンB群やイソフラボンは、開き毛穴で悩む方におすすめの栄養成分です。

たるみ毛穴は「スキンケアの見直し」を!

加齢によるたるみ毛穴の対策には、たるみを改善するケアが有効です。エイジングケアを意識したお手入れを心がけましょう。 スキンケアアイテムは、配合成分に着目して選ぶのもおすすめです。コラーゲンを増やす助けをしてくれるレチノールやビタミンC、EGFやFGFなどのエイジングケア成分などが配合されたものに注目してみてください。

また、マッサージクリームを使ったお手入れで血行を良くするのも効果的。湯船に浸かりながら行うとさらに魅力を実感することができます。ぜひ美容液やクリームでの保湿ケアにプラスしてみてください。

日常生活では、たんぱく質やコラーゲン、抗酸化作用のある食品を積極的に摂取するのがおすすめです。また感情を素直かつ豊かに表現することで、表情筋にもよい影響を与えることができます。心身ともにすこやかな毎日を送ることを大切にしましょう。

毛穴に有効な美容皮膚科の施術を3つ紹介

多くの方が抱える毛穴悩みですが、ホームケアでは限界があるのが現状です。よりしっかりケアしていきたい方は、美容皮膚科での施術も視野に入れてみてはいかがでしょうか。この章では、毛穴悩みへの効果が期待できる施術例をいくつかご紹介します。

ジェネシス(レーザー)

波長1064nmのロングパルスYAGレーザーを真皮に照射する「ジェネシス」は、開き毛穴やたるみ毛穴に効果的な施術です。毛穴以外にも小じわや赤ら顔、キメの乱れなどにも効果が期待できるので、複合的な肌悩みの解消におすすめです。 痛みやダウンタイムがなく、すぐにメイクをして帰宅できるのも魅力の一つです。

カウンセリング あり
施術時間 約20~30分
料金 顔全体20,000~30,000円程度
入院 なし
麻酔 不要
痛み 温かいミストを浴びているような感覚
ダウンタイム ほとんどなし。照射直後からメイク、入浴、洗顔が可能。
施術頻度 2~4週間おきに施術を行うと良い
注意事項・アフターケア ・照射中に、熱感やひきつり感を感じることがある ・照射後、顔が赤くなることがある ・当日のサウナ、長時間の入浴は避ける必要がある ・照射後は紫外線の影響を受けやすいので日焼け対策をすること

フォトフェイシャル

IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる広範囲の光を照射するフォトフェイシャルは、加齢による毛穴のたるみに効果的な施術の一つです。コラーゲンをつくる肌の機能を活性化させ、たるみ毛穴だけでなく全体的にキメの整ったハリ肌に導きます。

また、シミ・そばかすの原因となるメラニンや、赤ら顔の原因となるヘモグロビンなど複数の色素に反応するため、毛穴以外にも様々な肌トラブルの改善に適しています。

カウンセリング あり
施術時間 10分~20分程度
料金 顔全体10,000~50,000円
入院 なし
麻酔 不要
ダウンタイム なし。施術直後からメイク、入浴、洗顔が可能。
施術頻度 3週間ごと
注意事項・アフターケア ・赤みがでたり、メラニンに反応してシミが濃くなることがある ・施術後の肌は敏感なので外的刺激を避け、紫外線ケアを行うこと ・施術後の肌は乾燥しやすい状態なので保湿ケアをしっかり行うこと

イオン導入

イオン導入とは、そのままでは浸透しにくい水溶性の成分に微弱電流を流してイオン化することで、肌にしっかり浸透させていく施術のことです。通常の化粧水や美容液を塗るだけのケアよりも効率的に肌へ有効成分を届けることができるので、肌悩みに応じて適切な成分を選ぶことで効果が期待できます。

用いられる主な有効成分はビタミンCやプラセンタ、トラネキサム酸、グリシルグリシンなど。中でも抗酸化作用があるビタミンCは、開き毛穴・たるみ毛穴どちらの改善にも適しています。また、たるみ毛穴の治療には、肌を活性化する役割を持つプラセンタもよく活用されています。

カウンセリング あり
施術時間 10~15分程度 ※他の施術と組み合わせると1~1時間半程度かかる場合もある
料金 導入薬剤によって差がある 5,000~20,000円
入院 なし
麻酔 不要
ダウンタイム なし。施術直後からメイク、入浴、洗顔が可能。
施術頻度 1ヶ月に1度。定期的に施術を行うとより良い。
注意事項・アフターケア ・心臓疾患、悪性腫瘍、現在ヘルペスがある、金属の糸が入っている、てんかんの既往がある方は治療を受けることができない ・まれに肌に赤みが出る ・妊娠中の方、てんかんの既往のある方、ペースメーカーなどの体内埋め込み式の医療機器を使用の方は受けられない ・施術後の肌は敏感なので外的刺激を避け、紫外線ケアを行うこと ・施術後の肌は乾燥しやすい状態なので保湿ケアをしっかり行うこと ・施術直後の顔剃り、パック、スクラブ洗顔は控える

まとめ

毛穴の種類ごとの特徴や原因、ホームケアの方法、美容皮膚科での施術例などをご紹介してきました。肌トラブルとして多くあげられる毛穴悩みですが、その種類や状態によってはホームケアだけでなく美容皮膚科の施術を取り入れることが改善の近道になります。ぜひ上手に活用し、理想の美肌を目指しましょう。