ヒアルロン酸注射(注入)で大丈夫? しわやたるみに効果的な(リフトアップする)美容治療とは

ヒアルロン酸注射(注入)で大丈夫? しわやたるみに効果的な(リフトアップする)美容治療とは

加齢とともに深刻になるしわやたるみ。それが少しでもなくなると若々しい印象になるものです。

ヒアルロン酸を注入すると、注入した部位が膨らむことで張りが出てしわやたるみが軽減されます。しかし、しわやたるみなどを目立たなくする、リフトアップに効果がある治療はヒアルロン酸注射だけではありません。

治療を受けるなら、自分にとってベストなしわ・たるみ治療を知りたくありませんか?

このページでは、ヒアルロン酸注射と他のしわ・たるみ治療との違いを説明しながら、ヒアルロン酸注射の特徴について、デメリットとともに説明していきます。

ヒアルロン酸注射は老化によるしわ・たるみを軽減する

ヒアルロン酸注射で多い治療は、ほうれい線を目立たなくしたいというケースです。ゼリー状のヒアルロン酸を皮膚の下に注入することで、ほうれい線などのしわやたるみを目立たなくすることができます。

ほうれい線が目立ってくるのは皮膚のたるみだけではなく、皮膚の下の皮下脂肪が減ったり移動したりするのと、骨が痩せることも原因。

顔の皮膚の下には、頭蓋骨と下あごをつなぐ筋肉をスムーズに動かすために、脂肪のクッションがあります。その脂肪のクッションは、膝の軟骨がすり減るのと同じように、年齢とともに減っていきます。そこを補うために、頬の下とこめかみにヒアルロン酸を打つと、張りが出て後ろに引っ張られ、ほうれい線が目立たなくなります。

ヒアルロン酸はもともと体内にある成分

ヒアルロン酸は、整形外科において痛みを軽減する目的でひざなどの関節に打つ治療があるように、美容以外でも用いられています。

もともと、皮膚、血管、軟骨など身体の様々なところに含まれており、高い保湿作用があります。しかし、20代をピークに体内で作られる量が減ってしまいます。

摂取されたヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されていき、一般的なヒアルロン酸注射の持続は半年から1年ほど。

早くにヒアルロン酸注射をすることで老化予防になる

しわやたるみで皮膚が伸び切ってしまう前、つまり早いうちにヒアルロン酸を注入することで肌の張りを保つことができます。早くに注入することで、皮膚が伸びてしまう(しわやたるみになる)スピードが緩やかになるためです。

赤ちゃんの肌がピンと張りがあるのは、新品のゴムのように縮む力があるから。

伸び切ったゴムの修復が難しいように、皮膚も伸び切る前に対処することで若々しさを保ちやすくなります。

ヒアルロン酸が減り始めると縮む肌の力が弱くなり、皮膚の弾力は低下していきます。20代をピークにヒアルロン酸が減り始め、しわやたるみが目立ち始めるようになり、40歳前後から急速に深刻化していくことに。しかし、深刻化する前にヒアルロン酸を注入することで、老化予防になります。

皮膚の老化現象は、肌の張りが失われることに加え、皮下脂肪や骨が痩せることでボリュームが減り、皮膚が緩んでしまうことが原因です。その緩みによりほうれい線やしわができ、影ができるというわけ。

そこにヒアルロン酸を注入するとボリュームが復活するため、ある程度元に戻すことができます。

1回の注入で3~4本注入する人が多い

ヒアルロン酸注射は、一度の治療で平均的に3~4本打つ人が多いようです。1本6万円とすると18~24万円の治療費がかかります。もちろん1本から治療可能ですが、2本以上打つことでと効果を感じやすくなります。

なお、ヒアルロン酸には種類があり高額のヒアルロン酸ほど持続性が高くなります。

現在は、効果が約2年持続するヒアルロン酸ボリューマという種類があります。こちらは1本100,000円前後が相場。3本注入し2年間持続するとなると、月換算すると毎月12,500円の負担ということになりますね。

同じような効果が得られるコラーゲン注射との違い

コラーゲン注射はヒアルロン酸注射の効果とほぼ変わりませんが、最近はコラーゲン注射よりも、ヒアルロン酸注射の治療を行うクリニックが大半です。

理由は、コラーゲンはアレルギーが出る可能性があることや(ヒアルロン酸は出ない)、ボリュームを持たせる目的で言うとコラーゲンよりヒアルロン酸の方が優れているためでもあります。

しわ・たるみを軽減する美容治療はヒアルロン酸注射だけではない

自分のコラーゲンを増やすエランセ

エランセの魅力は、ヒアルロン酸と同じようにボリュームを持たせる打ち方のほかに、皮膚を刺激してコラーゲンを増やす打ち方(コラーゲンブースト注射)ができること。

コラーゲンの増生を活性化させることで、増幅した自分のコラーゲンによりしわ・たるみを軽減できるのです。効果を感じられるのは2、3か月後ですが、約2年間効果が持続します。

ヒアルロン酸との比較で言うと、目の周りなど皮膚の薄い部位には向いておらず、もし失敗した場合は溶かすことができません。また、1本120,000円なのでヒアルロン酸より高価ではあります。しかし、何本も打つわけではないので、2年の持続期間で月換算すると1か月当たり5,000円の計算に。

自分のコラーゲンを増やすことができ約2年間という持続性が高い点がメリットと言えます。

注入ではなく、美容機器(マシン)による治療もある

しわ・たるみ治療にはマシンによる治療あり、注入による治療との大きな違いはボリュームダウンによりリフトアップを狙うこと。

ヒアルロン酸などはボリュームを持たせる治療ですが、マシンの場合は皮膚を引き締め、皮下脂肪を減らすことでしわ・たるみを目立たなくします。

つまり若々しくなりたい、リフトアップさせたいという目的は同じでも、ボリュームを持たせる方が良いのかボリュームをなくした方がいいのかで、注射治療が良いのかマシン治療が良いのかが変わります。

コラーゲンを増生するエンディメット・プロ・マルチ

エンディメット・プロ・マルチは美容機器(マシン)で、熱刺激によってエランセと同じようにコラーゲンを増生させ、しわ・たるみを薄くします。

治療直後に一時的な熱刺激によるリフトアップ効果がありますが、細胞に刺激を与え続けることで効果が表れます。つまり持続させるには回数を重ねることが必要です。

エンディメット・プロ・マルチの魅力は、これまでの電気刺激による治療と異なり痛みがほとんどないことです。

皮膚より下の皮下脂肪や筋肉を引き締めるウルトラフォーマー3

これまで、光やレーザーで皮下脂肪や筋肉に影響を与えようとすると、皮膚が焼けてしまい皮膚へのダメージを無視することができませんでした。ウルトラフォーマー3は、物理的に皮膚の層を無視して皮下脂肪や筋肉を引き締めることができる画期的なマシンです。

1回の治療でも効果が感じられ、1~2か月後から徐々に引き締まります。

ヒアルロン酸注射のメリットは治療直後に違いがわかること

他の美容治療を紹介したところで改めて、ヒアルロン酸注射のメリットを確認してみましょう。

  • すぐに効果を実感できる!
  • 何度も通院する必要がない!
  • 治療は短時間!

ヒアルロン酸注射は、治療直後にメイクもでき日常生活に影響がありません。

そして最大の魅力はその即効性です。数日後に大きなイベントがあるなど、すぐにその効果を実感したい場合はヒアルロン酸がおすすめです。

また、メスで切るわけでもなく何度も通院する必要がありません。

ボリュームを出したい部位をピンポイントで狙うことができ、治療時間も数十分と短時間です。

ヒアルロン酸注射のデメリット 定期的な治療が必要なため出費がかさむ

  • 定期的な注入が必要
  • 注入スキルにより仕上がりが変わる
  • ピンポイントに狙いすぎると不自然になる

注入したヒアルロン酸は時間をかけて体内に吸収されるため、同じ状態を保ちたい場合は、定期的な注入が必要です。つまり治療回数とそれに伴う出費が大きくなります。

また、注射の治療なので注入のスキルが仕上がりに大きく影響します。ヒアルロン酸は入れすぎると不自然な仕上がりになる可能性があるので、注意しなければなりません。気になる部位をピンポイントで狙えるため、ほうれい線を薄くするためにそこだけに注入すると不自然な仕上がりになりがちです。

自然な若返り方は、全体的なリフトアップによりほうれい線が薄くなることです。

「すごく変わった!」と言われるより、「どこかはわからないけど、何となく違ってきれいになった」と言われるような、自然な仕上がりを求めることで大きな失敗を避けることができるでしょう。

クリニックやドクターのWebサイトやSNSで自分のイメージと近いかどうかをチェックし、治療前のカウンセリングの際にしっかりとイメージのすり合わせをすると良いでしょう。

失敗してしまってもヒアルロン酸は溶かすことができる

スキルにより仕上がりが異なるとなると不安が大きくなるかもしれませんが、万が一仕上がりに満足できなかった場合、ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという酵素を注射して溶かすことができます。

失敗した場合は、まずは治療したクリニックに相談するのがベスト。

ヒアルロン酸をどの部位に入れたかは、治療したクリニックにしかわかりません。針を刺した箇所は本人がわかったとしても、そこからどこにどのように入れたかは、見た目から判断するのは困難です。

しかし、失敗したクリニックに相談するのは気が引けるという方がほとんど。その場合は、信用できるクリニックで再治療してもらうのがいいでしょう。

治療するクリニックが変わることで、注入方法やヒアルロン酸の種類が変わることはありますが、治療は可能なので問題はありません。

不満点を伝え、ヒアルロン酸を溶かしたり 、さらにヒアルロン酸を注入したりするなどして、再治療することになります。

ヒアルロン酸注射の良いクリニックの選び方

では、再治療をする場合やはじめて治療する際、信頼できるクリニックかどうかやドクターのスキルはどこで判断すればいいのでしょうか。

先生の経験値を確認

まず、注射の経験が多いかどうかは重要です。経験値はホームページなどで紹介されているプロフィールで確認することができます。

医学部は卒業まで最短で6年、そこから2年間の研修医制度を終了することで、医者として独り立ちができるようになります。

ただ、研修医が終了した段階ではまだ医師として一人前とは言えないそうです。

そこから、内科外科などそれぞれの診療科の専門医としての修行が始まります。大学病院に美容外科は通常ありません(あっても形成外科の外来の一部分)。

美容外科のクリニックにすぐに就職するケースもあるようですが、皮膚病やケガその他様々な皮膚トラブルの修行をしていることは、ひとつの優位性といえるかもしれません。

特に専門医資格は、大学病院など大規模病院での規定年数の研修を受け、試験に合格することでしか取得できない資格。皮膚科や形成外科の専門医資格を持っていることも一つの有用な判断材料になると言えるでしょう。

注入指導医の(技術指導をする)ドクターかどうか

中には、ほかのドクターたちに注入技術を指導する注入指導員のドクターがいます。こういったドクターは注射メーカーから技術的な指導やセミナー開催の依頼を受けて活動をしているため信頼できる目安になるでしょう。

ただし、注入指導員は同じドクターが長期的に継続して行うものではありません。また、技術指導員の契約はせずにセミナー開催の依頼を受けるケースもありますので、あくまでひとつの目安です。

施術の流れ

  • 1:問診票の記入:相談したいことや気になる部位、症状などを記入
  • 2:診察とカウンセリング:ヒアルロン酸注射がどのような効果があるのか、また気になることを相談
  • 3:メイク落とし:クレンジングなどはクリニックで用意されているかもしれませんが、不安な場合はクレンジングを持参すると良いでしょう
  • 4:治療:最初に麻酔注射をします。ドクターに左右のバランスなどを確認してもらいながら、バランスよく注入してもらいます
  • 5:メイクをして終了:治療直後にメイクが可能です。 スキンケア用品は用意されている場合もありますが、自分のメイク道具は持参するようにしましょう